決定器官
全身で放射線を浴びた場合、同じ放射線で合っても臓器によって違った症状がでます。
ちなみに被ばくによって、重大な影響を受ける可能性が高い臓器のことを「決定器官」といいます。
被ばくの影響にとって極めて大事なところでもあるという意味です。
放射線の影響には、「確定的な影響」と「確率的な影響」があります。
確定的な影響とは、放射線被爆の影響はこれだ!、と断言できることを意味しています。
つまり現れた影響と言うのは、確かなものになります。
つまり、ある大きさの被ばくをして初めて目に見えるかたちになること。
それ以下の被ばくであれば、症状は何も起きないでしょう。
一方、確率的な影響というのは、症状の発言は確率的。
そしてリスクは確立分布しています。
確率的な影響には、本人に現れる「身体的影響」と「遺伝的影響」があります。
大人に比べて子供の方が、放射線を受けやすいと実証されています。
甲状腺ガンや白血病は、被ばくの年齢が低いほど発生率が高いのです。
将来ある子供達が放射線の影響を受けないように、大人は注意を払わなければなりません。
人間の体は約60兆個の細胞からできています。
親が被ばくした場合、子供にも遺伝するかを考えてみましょう。
たとえば、お腹に胎児がいて被ばくした場合、胎児にも影響があります。
しかしこの場合は、あくまでも子供自身の被ばくであるため、遺伝子が影響したものではありません。
現在までのデータでは、人についての影響は認められていません。